uotani aki

2021年8月15日3 分

ドッグサロン選びは最初が肝心


 
〜ドッグサロン選びは最初が肝心〜
 


 
トレーニングベースのグルーミングサロンを
 
はじめてから、とても有難いことに、徐々に子犬(生後6ヶ月以下)を扱うことが増えてきました
 

 
本当にありがとうございます
 

 

 
ちなみに、ドッグハウス悠のサロンは、トレーニングに重点をおいてます。
 
(いわゆるハズバンダリートレーニングというものですね)
 

 

 
それは、そのワンちゃんだけでなく
 
その子に関わる人が、みんなハッピーになって欲しいからです。
 

 


 

 
例えば、
 
普通のドッグサロンは、生まれてはじめてのサロンであっても
 

 
シャンプー&カット、爪切り、歯磨き、肛門線絞りなど、すべての作業を一度で済ませます。
 
時間も限られていますので、スピーディーに終わらせないといけないでしょう。
 

 


 
しかし、子犬にとって、それは本当に良いことなのでしょうか?
 

 

 

 

 
爪切りを例にだすと
 

 

 
子犬の爪切りは、毎日ほんのちょっとずつ切って
 
、ぜったいに嫌な体験はさせてはいけません。
 

 
一度でも、「キャイン!」と痛い思いをさせると、その後、足を触られるのも嫌がるようになります。
 

 

 
そりゃそうですよね…
 

 

 

 
そして、そういう状態になってしまうと
 

 

 
1人でするのが難しくなり、2人がかりで1人が抑えながら爪切りをするようになります。
 

 

 
おとなしい子なら、諦めてじっとするかもしれませんが、なかには、もっと暴れて歯を当ててくる子もいるのです。
 

 
そうなると、今度は口輪を着けて、爪切りをしなければなりません。
 

 

 
飼い主「それでも、爪が短くなって引っ掻かれても痛くなくなるから良いやん」
 

 
トリマー「お客さまが、爪切ってほしいって言われたからなんとかして切っただけです」
 


 
もしかしたら
 
そう言う方もいると思います。
 

 

 
飼い主にとって、犬の爪が短いことはメリットで
 
トリマーにとっては、お金がもらえるのでメリットです。
 

 


 
しかし
 

 

 
犬目線だと、
 
「爪切り」は何も良いことが起こらない、ただの拷問です。
 

 

 
2人がかりで抑えられて、ビクビクしながら
 
いつ終わるのかを待っている。
 

 

 
しかも、人間の歯医者のように我慢しても痛みがなくなるわけでもない。
 

 
それを、この先10何年と続けても良いんでしょうか?
 

 

 
わたしは、良いとは思いません
 

 

 
なので、ドッグハウス悠では
 

 
子犬の爪切りを依頼を受けたとしても、一回で全ての足の爪は切っていません。
 

 
少しずつ「今日は右前脚だけ次回は左前脚だけ」
 
という風に、ちょっとずつ切っていきます。
 
そして、フードも与えながら、爪切り=良いこと
 
と関連づけていくのです。
 

 
子犬のときは、これぐらいの丁寧さが必要です。
 

 
当然、飼い主さんは何度も店に通わなければいけないので、めんどくさいなと思われることもしばしば。
 

 

 

 

 
ですが
 
その方が、長い目でみると良いことばかり。
 

 
犬は、おやつをもらえるから嬉しい。
 

 
トリマーは、1人で爪切りできるし、犬が暴れないからラクにできて嬉しい。
 

 
飼い主も、定期的に爪を短くできるから嬉しい。
 

 

 

 
丁寧に爪切りトレーニングを行うだけでも、
 
ドッグライフの向上につながってきます
 

 

 
ただ、このようなトレーニングに一緒に取り組んでくださる飼い主さんは、やはりまだ20%ぐらいです
 

 
ほとんどの方は「ドッグサロンは、一回で全ての爪を切ってくれる」と思っていらっしゃいます。
 

 
もちろん、切ろうとおもえば切れますよこの先どうなってもいいならって感じですがね…
 

 

 
まぁ、でも最終的に苦労するのは
 
爪を切る店側なので、やっぱり無理矢理はしたくないね。
 

 

 
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