相談することは犬のため、飼主のため、トレーナーのため

愛犬のことについて、様々な”疑問”があると思います。

ドッグトレーナー・ドッグビヘイビアリストとして、仕事をしていると

やっぱり、犬のことについて結構聞かれることがあります。

内容は、ほんと色々で

愛犬の変わった行動とか、どうしつけたらいいのか？とか

餌は何にしたらいいのか？とか、〇〇の仕方はあってるのか？とか

こういったことを

散歩中に道端で立ち話程度に、質問されることもありますし

預かっているワンちゃんをお返しする際に質問されることもあります。

30分以上話込んでしまうことは、ザラにあります。

もちろん、タダですw

嫌々だらだら、30分以上話しているわけではなくて

「あ、やば！こんな時間か」と気づいたらなっています。

話終わった後は

「これもう完全にカウンセリングの仕事になってますやん・・w」

と思うこともしばしば。

なので、そんな風に質問してくる方は

正直にいうと・・・

ありがたいと思っています！

「え？迷惑になるんじゃないの？」と思いましたか？

そんなことはありませんよ^ ^

そもそも、質問してくれるだけで、私のこと少しは信用していただいてるのかな？

と思いますし

ずっと悩むぐらいなら、気軽になんでも聞いてくれた方が、あなたの知識も深まりるはずです。

私も質問を受けて、それに答えることでアウトプットになっているので、頭が整理されます。

さらにいうと、話に詰まった時

「あ〜この部分って勉強不足だな・・」と再認識できています。

それが、勉強するモチベーションにつながってたりしますからね。

もちろん、医学的な話ですと

「あ・・それは獣医さんに聞いてくださいね」と

あっさり返答することはあります。

というのも

ドッグトレーナー・グルーマー・獣医・ドッグウォーカーなど犬に関わる職業は複数あり、それぞれ得意分野が違います。

ざっくりいうと

自分の畑以外のことに、安易に答えてしまうと、間違っている可能性も高いので、

それはそれで、お客さんや、他の犬関係の仕事の人に失礼にあたるかなと思います。

なので、得意分野以外の質問の答えについては、あくまで個人の意見になってしまいますので、そこはご理解いただけたらなと思います^ ^

というわけで

私は、犬の行動をメインとして勉強しています。

犬の行動についての質問は、喜んでお聞きしますよ。

一方で、犬の行動とは、

一連の流れから発生しているため、ある一点だけを聞いただけで、正確に判断することは

正直いうと、かなり難しい・・・

例えば、「うちの子、散歩中に吠えるんです、どうしたらいいですかね？」

と質問された場合、あなたならどう答えますか？

「吠えたら、ガツンとショックかけたらええんちゃうの」

「犬は吠えるもんでしょ」

「他の犬と遊びたいだけでしょう、遊ばせてあげたら？」

「犬がリーダーになってるから、あなたがもう少ししっかりした方がええで」

こんな風に答えるのではないでしょうか。

もし、犬の専門家に相談して、こんなことを言ってきたら

その人は、勉強不足か自称の人でしょう。

医者に、電話をして

「すみません、咳がでていまして、熱もあります」と相談して

診てもいないのに「あ〜風邪ですね！風邪薬飲んでください」と言われるようなもんです。

このような質問を受けた際に必要なのは、正確な状況確認ですね。

もし逆のアドバイスをしてしまったら

犬の吠えは、もっとひどくなる可能性がありますし、私に対しても不信感を持つことになるでしょう。

そうなれば、誰も得してませんよね。

なので、実際に行動を見ていない状況下では、残念ながら

「あくまで予想ですけど・・・」という予防線を張らないといけなくなります。

まあ、なんとなくでも愛犬の気持ちがわかってもらえれば良いですけどね＾＾

相談された限りは

できる限り正確なことをお伝えしたいとは思っています。

無料で、しかも立ち話でとなると、それも難しいかもしれませんが

相談すること自体に、そもそも愛犬や飼い主、もちろん私にもメリットがありますので

どんどん相談してもらって大丈夫ですよ^ ^