「犬に好かれやすい」そんな特殊能力はない



犬と散歩をしていると、たまに道ゆく人に声をかけられる。




その際に、「私は犬に好かれやすいのよ〜」と言って、初対面の犬を触ろうとする人がいるが、かなり危険な行為なのでやめて欲しい。






昔の話ですが、上述のような状況になった時に、愛犬が相手のおばあさんを咬んでしまったことがある。

急に手を出して触ろうとするものだから、回避させることができずに、相手の手を咬んでしまったのだ!



出血するほどの咬み傷で、後日そこそこの治療費を請求された。

相手が高齢ということもあって、色々と処置が多くなったらしい・・・



犬は相手のことが怖かったから咬んでしまったのだろうが、リードで制御できなかった飼い主の方が100%悪いということになります。



犬を飼うということは、そういうことにも注意しないといけないなと改めて思う。



リードに繋がれている犬は、そうでない犬に比べて攻撃性が増すので注意すべきで

なぜなら、嫌なことが起こっても、自らの意思で逃げることができないからである。

そのため、犬は「攻撃」という選択肢をとらざるおえない。




相手に対しては、申し訳ないという気持ちと、

自分に対しては、なんとも悔しい気持ちになる。



相手が、パッと手を出して触ろうとしてこなければ、こんなことは起こっていないだろうし

犬にしてみれば、他人を咬んで良い経験をしたことになる。←(こっちの方が問題だ



こういう経験をされている飼い主さんは、他にもいることでしょう。

実際に、このようなケースを経験したあとで、しつけ相談をされることが多いです。




とはいえ、

人生で一度も犬に咬まれたことがない人が大半だと思います。

犬を飼ったことがない人ならなおさらかもね。




たとえ犬を飼ったことがある人でも、その犬が咬みついたことがないという理由で、他の犬も同様だと思い込んでることもあります。



だから、犬だって嫌なことがあったら咬みついてくるし、咬まれたらめちゃくちゃ痛いってことを知って欲しい。



犬の散歩中に、見知らぬ人が犬を触ろうとする行為は、

お母さんが子供(3歳)と手を繋いで歩いている時に

見ず知らずの人が「君可愛いね〜」と言って急に子供の頭をなでなでしてくるようなものでしょう。


・・・嫌じゃないですか?





犬は、誰にでも無条件に愛情を注ぐ生き物ではなく(たまにめちゃくちゃフレンドリーな犬はいますが)しっかりと世話をし、こちらから愛情を注いであげることで絆がうまれ、犬からも無垢な愛情をもらうことができるのです。



あなたが犬に好かれやすいの特殊能力を持っているわけではなくて、その犬の飼い主さんが愛情深く犬を育ててきたから、触らせてくれるのだと言いたい。






つまり、子犬の時から他犬や他人に対して社会化を施したり、適度に遊んであげてストレスがたまらないようにしてあげたりといった気遣いの賜物だということです。




犬からの愛情を獲得するにはそれなりの努力が必要ということは、忘れないようにしたいですね。