「肛門線は絞らないといけない」と思っていませんか?

最終更新: 6月19日

こんにちは!

ドッグハウス〜悠〜 トレーナー兼グルーマーの【あき】です♫




皆さんはワンちゃんの肛門線についてご存知ですか?


毎月ワンちゃんをサロンに出されている方はもうご存知かもしれませんね^^


肛門線って何!?って方も中にはいらっしゃるかと思いますので、、、


早速説明していきたいと思います!





肛門線とはその名の通り、ワンちゃんの肛門にあります。

肛門の左右に肛門嚢と呼ばれる分泌液が溜まる袋があり、そこで溜まった分泌物が体の外に放たれるととても臭い匂いが放たれます。




肛門線は、ワンちゃんにとって『あなたは誰ですか?わたしはこういうものです。』といういわばそれぞれの名刺を渡す情報交換のような役割をしています。





よく他のワンちゃんに会ったときにお互いお尻の匂いを嗅ぎ合っているのを見たことがある方も多いかと思います。あれはそういうことです^^


性格や縄張りの範囲など様々な情報が入っているらしく、気の弱いワンコは尻尾で肛門を隠して匂いを嗅がれないようにすることもあります。


さらにスカンクのように肛門線から分泌液を噴射することで外敵から身を守ったり、テリトリーを示したりということもあるようです。



肛門線ってイヌにとってはとても重要なものであることがお分かり頂けと思います^^






では、今度は肛門線絞りについて解説していきたいと思います。


そもそも肛門線絞りを聞いたことのない方には、今まで長年イヌを飼ってきたけどしてもらったことがないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?


それもそのはず、肛門線は必ずしも絞らないといけないわけではないからです。


基本的には肛門線(分泌物)はウンチと一緒に排泄されます。






ですが、小型犬やシニアのワンちゃんなど踏ん張る力が弱かったり、生まれつき溜まりやすい子は定期的に人間の手で絞ってあげる必要のある子もいます。




中にはストレスや加齢による代謝の変化、肥満などの要因で分泌物の排出不良が起きると、肛門嚢内に分泌物が溜まり炎症を起こして破裂してしまうこともあります。




ちなみに…

「肛門腺を絞らないこと」と「肛門嚢炎」との因果関係はないそうです。


なので、ワンちゃんにとって重要な肛門線を全て絞り切ってしまうと、本来よりも多くの量が分泌されたり、溜まりやすくなってしまうこともあるように感じています。


この辺はまだ研究データが取れていないようなので、何事も信じ切ってしまうのは良くありませんね、、、。






では肛門線が溜まっているかどのように確認するの?

ということですが、



肛門線が溜まってくるとお尻を気にする仕草をよく見せてくれます。


肛門周りを舐めたり、床にお尻を擦ったりしているようなら、もしかしたら肛門線が溜まっているのかもしれません。


しかし、必ずしもその場合全てに肛門線が溜まってるとは言えず、

肛門もしくは肛門周辺の皮膚が痒くてこすっている」というような場合もあります。



このような場合は、肛門周辺の毛のカットを控えたり、毛を刈る長さを長めにしたり、シャンプーで過度に洗いすぎないように気を付けたりします。また