ソファの上で寝ていると足を噛んでくる犬の本音
その行動は『ポジティブか?』『ネガティヴか?』
毎日、犬と暮らしていると、愛犬はさまざまな行動をしていることに気がつくと思います。
それに対して、多くの飼い主さんは自分の犬の行動を肯定的に捉える傾向があります。
例えば
【ソファの上で寝ていると、足を甘噛みしてくる】

この行動を考える際に
愛犬の行動をポジティブに捉えるか・ネガティヴに捉えるかで、対応が全然変わってきます。
ポジティブに捉えた場合「この子は遊びたいのかな?」とか「オヤツが欲しいのかな?」という風になると思います。
一方で、この行動をネガティヴに捉えた場合
犬は「そこからどいて!」と訴えている可能性もあります。
繰り返し、同じ行動がみられる際は
犬には必ずメリット(以下:強化子)があります。
(専門用語で行動の頻度が増すことを”強化”と言います)
■犬の行動をポジティブとネガティヴに分けて、別々に考える
まず、①犬が遊んで欲しい(ポジティブ)と考えている場合。
飼い主がソファに横になる(刺激)
➡︎ 【イヌ】飼い主がこの状態になると、かまってもらえないのを知っている
足に噛みつく(行動)
➡︎ 飼い主が反応してかまってくれる(強化子)