パピー教室選びで注意すべきポイント


「パピー教室に通ってたんだけど、イヌ同士遊ぶのが好きになりすぎて、散歩中に他の犬みると興奮するようになったのよね〜」


以前、このような話を耳にしました。


ドッグトレーナーとしては、耳が痛いですが、

確かに、たまにこういったことは起こります。



他犬を嫌いにならないようにトレーニングしていたら、逆に好きになりすぎてしまった・・・


そういうことですね(◞‸◟)



今回は、パピー教室に通われる際『注意すべきポイント』をご紹介します!





パピー教室は、子イヌたちに社会性を身につけてもらう場としては、とても優れています。



昨今、イヌの社会化教育の重要性が広まってきたように感じています。


というのも、イヌの問題行動の多くが、子イヌの頃の経験不足による『不安』『緊張』『恐怖』といった感情によって引き起こされているからです。



例えば、散歩中出会うイヌに吠えるには、他のイヌが怖いと思っていることがほとんどです。(これは、イヌのボディランゲージから察することができます。)



そのことが、一般の飼い主さんにも認知されてきており

「子イヌの頃から他のイヌと触れ合わせよう!」という目的でパピー教室を利用される方も多いのです。(良いですね♫)



パピー教室であれば、イヌの様子をしっかりとプロが見ながら交流させることができるので

子イヌに嫌な思いをさせずに済むことでしょう。



さらに、イヌ同士がケンカになる"前"に止められる専門家がいることは大切です。



一般の飼い主さん同士だと、どうしても「ケンカ別れ」のような形になってしまい、他犬の印象が悪くなってしまうことがありますからね。



そういう意味で、ドッグトレーナーに、イヌのボディランゲージを確認してもらいながら、安心して交流させてあげられる状況は、ヒトとイヌの双方にメリットがあります。



そのうえ、飼い主さんの勉強にもなりますから、パピー教室に「行くか・行かないか」で悩んでいるとしたら「行った方が良い」とわたしは思います。





一方で、実はこんな悪影響もあります



パピー教室は社会化にはもってこいなのですが、そこで子イヌ同士とだけ仲良くなってしまう可能性があります。


子イヌ同士だけで楽しく遊ぶことを覚えてしまうと、他のイヌを見ると遊びたくて興奮するようになったりします。


興奮すると「吠えぐせ」や「引っ張りぐせ」に発展したりしてちょっと厄介です。



そのうえ、子イヌが今後出会うのは、基本的に成長した大人のイヌたちです。


その時に子イヌ同士のようにはげしい遊びをしようものなら、嫌われてしまうでしょう




せっかくパピー教室に行ったのに、うちの子みんなに避けられる・・・」( ;∀;)


とは、なって欲しくありません。






そこで、以下の「2つ」のことを注意しておきましょう


  1. 継続的に通う

  2. 子イヌだけでなく成犬とも交流できるパピー教室か確認する



できれば、最低1歳を過ぎるまでは、継続的に通うことをおすすめします。(年齢制限がある所も多いですが)


通わせるのが、1ヶ月程度だと、子イヌの社会化は中途半端に終わってしまうことになります。

先程の、楽しく遊ぶことだけを覚えてしまうということですね。


もちろん、遊びの楽しさを知らないよりは良いですが

逆にそれだけを学んでしまうことのないようにしたいです。



そのため、成犬との交流を介して、イヌ同士の共通の儀式を教わる必要があります。



イヌ同士の儀式とは、

お互いの肛門の匂いを嗅がせる、遊びであることを相手に知ってもらうための「プレイバウポーズ」をするなどです。





プレイバウポーズ(頭を下げてお尻を上げる)は、相手に対して「いまからすることは遊びです!」という意思表示になります。


そうすることで、相手に勘違いされず、ケンカになることがありません。




また、よく社会化された成犬は、調子に乗りすぎた子イヌを指導してくれます

(:調子に乗るとはいうのは、乱暴に噛み付いたり、しつこく追いかけ回したりすること)


指導とは、調子に乗りすぎた子イヌを軽く「ガウ!」と威嚇することですね。




それをされると、子イヌは「ああ、これぐらいにしとかないと遊んでくれないんだな」と理解して、加減をするようになるでしょう。



そういうことを繰り返すことで、自制心の磨かれた、イヌ付き合いの上手なイヌへと成長していきます。




パピー教室だけでなく、イヌの幼稚園でも同様のことは可能です。






パピー教室はあくまでイヌに対する印象をよくできればO Kです。



なぜなら、はじめのうちに他犬に対しての印象を「良いもの」にしておけば、

もし後々、他の犬と喧嘩になって嫌な思いをしたとしても、トラウマになりにくいからです。


例えるなら、ヘビ好きな少年は、ヘビに噛まれても嫌いにならないようなものですね♫




まとめ


今回は、「パピー教室選びの注意点」をご紹介しました。


パピー教室は、子イヌ同士を安全に交流させるには、もってこいなのですが

2、3回で通うのをやめてしまうと、『他犬はみんな遊び相手だ!』と勘違いしてしまうイヌがいます。


あなたの子イヌは、おそらく成犬に会う機会の方が圧倒的に多いはずです。


であるならば、子イヌ同士だけで交流させるのではなく、教室には大人のイヌも混ざっている方が理想的です


なので、そういうパピー教室があれば、通ってみても良いと思います。



とはいえ、そういう所を見つけるのは大変かもしれませんから。


であれば「イヌの幼稚園」などに定期的に通わせて、いろいろな性格・大きさ・性別・犬種と交流させる機会を与えてあげましょう。



あなたの愛犬が、自信を持って他のイヌと接することができるようになります



さらには、今後問題行動が起こりにくくなるだけでなく、他の飼い主さんとの交流も生まれて、犬友達とお散歩仲間ができ、お散歩仲間と一緒に旅行に行ったりしている方もいます。


あなたと愛犬のドッグライフが、もっと楽しくなるようにパピー教室を活用してみては

いかがでしょうか?(^ ^)








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