愛犬の行動が変わり、理想の生活を実現できた人の特徴


犬の問題行動を改善する仕事をしていて、一番嬉しいことは

やっぱり、飼い主さんの望んでいた犬との生活を実現できた時です。




例えば、Yさんという飼い主さんは、3歳の小型犬(♂)を飼っていました。


マルくん(仮)は、部屋の至るところでマーキングする癖がある。

Yさんは、それの片付けに日夜追われて疲れ切っていました。


そのような状態で、私の元に相談に来られました。



状況を詳しく聞くと

元々は娘さんの犬であったが、孫が犬アレルギーなので預かることになった。

なのでマルとは最近になって暮らし始めたとのこと。



散歩に行こうにも足が少し不自由で満足には行けず、室内でしてもらうしかない環境。

ケージにペットシーツを入れておけば、そこですることもあるが

一方で、部屋に放している際は、そこらじゅうでマーキングをしてしまう。

ちょこちょこするので、その度に拭きにいかなければいけないし、落ち着いて過ごせない。

ケージに入れっぱなしも可愛そうで見てられない・・という心情。




Yさんの希望は、部屋の中でマルを放してあげたいが、マーキングはして欲しくない。

体を動かすのがしんどくて、あっちゃこっちゃ歩きまわって掃除するのが大変だから。




「ふむ、どうしたもんか・・・」



とりあえず「掃除をする」というのをなくすために、犬用おむつを付けてみた。



・・・が、嫌がって外してしまうw



それなら


だいたいの犬は好んでマーキングする箇所があるので

マーキングする箇所を調べて、全ての場所にペットシーツを配置。

壁や家具の脚にするので、テープでペットシーツを巻きつける。

いったん部屋中はペットシーツだらけにw



・・・が、特定の場所はないように思われた。



いろいろ試行錯誤した結果。

犬のリビングでの移動範囲を制限してみると、少しうまくった。



まず、リビングにトムキャット(一辺60cm×8面)のサークルをデーン!と設置。

部屋は狭くなるが我慢してもらった。



その中にペットシーツを一面敷き詰める。


そして、リビングで過ごす時は、そのサークルに入れておく。

小型犬にとってはかなり広いので、Yさんの「狭くて可哀想」という心情を考慮できる。



サークルの中のシーツで排泄したら、ご褒美(チーズ系の物が大好物なのでそれを使用)をあげる。これを2週間、繰り返し「シーツですると良いことが起こる」と学習させていく。



その後、サークルに敷き詰めたシーツを少しずつ減らしていく。

一枚また一枚と減らして、シーツからはみ出した場合はご褒美なし、シーツにした場合はご褒美ありという具合に教えていく。



幸いにも、マルは食べ物が好きなので比較的学習が早く、1ヶ月ほどでサークル内に2、3枚だけ敷いたシーツに排泄をするようになった。なので次のステージへ以降!



次に、サークルは撤収して犬用のパーテーションをリビングに設置。

サークルよりも広い範囲を移動可能にして、ペットシーツの場所は変えずに様子を見る。

パーテーションの中には、マルが尿をかけそうな物(椅子、ソファ)は入れないようにする。


そうすると、移動範囲が広くなっても、あらかじめペットシーツで排泄をすると良いことが起こると学習させておいたので、問題なくシーツで排泄をしてくれた。



なので、次は

パーテーションの中に、椅子や机を入れてみることにした。



すると・・

椅子や机の脚に尿をかける