愛犬に指示を出す時の機嫌で、成功確率が変わるって知ってましたか?
あなたは、普段何気なく「オスワリ」などの指示を言ってると思います。
その時の愛犬の反応はどうでしょうか?すぐにおすわりをしてくれますか?
「なかなか上手くいかない・・・」とお悩みの方。
愛犬が、あなたの指示を聞いてくれないのは、”おやつがないから”とか”やり方が悪い”とか
まして、なめられているからではなくて
もしかしたら、あなたの機嫌に影響されているかもしれません!
なかなか、指示を聞いてくれなくて、ついついイライラして
「オスワリ!!!」ときつい口調で言ってしまうことありますよねぇ〜。
ですが、そうすると犬の反応は余計に悪くなるのです。
反応が悪くなったら、あなたはさらにイライラしてしまうことでしょう。
ああ、なんてことでしょう。
あなたの機嫌が悪くなるほどに、犬の反応が鈍くなるという悪循環が起こるです。
ブリガムヤング大学(アメリカ)が、指示をする人の機嫌の違い【「ポジティブ」「ニュートラル」「ネガティヴ」】が、犬の反応にどのような作用を及ぼすのかを調査しました。
ここでは、機嫌を表現を
「ポジティブ」⇨高い声+笑顔
「ネガティブ」⇨低い声+しかめっ面
としています。
実験者が、犬に対して餌のある場所をジェスチャー(指さしで)で指示します。
実験者が「ポジティブ」と「ニュートラル」の時は、指示した場所に餌があろうとなかろうと、犬は、ジェスチャーに従い探索行動を開始しました。
一方で、「ネガティヴ」の時は、探索行動を開始するまでの時間が長くなりました。
実験結果は、指示を出す人が、「ポジティブ」や「ニュートラル」の状態では、探索行動を開始するまでの時間の変化はあまりみられず、「ネガティヴ」の時のみ、反応が悪くなったということです。
このことから、犬に対して不機嫌な状態で指示を出すのは逆効果となります。
例えば、散歩中に他犬に吠えている犬がいるとします。
飼い主が「オスワリ!オースーワーリ!!」と指示したとしても、焦っていたり、イライラしてたりすると指示に対する反応が悪くなるということです。
つまり
犬に対して何らかのコマンドを出す時は、感情のコントロールも必要になってくるということですね。
トレーニングがなかなか上手くいかないな悩んでいる人は、
もしかしたら感情的な性格が、犬に影響しているのかもしれませんよ( ̄▽ ̄)
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