〜「子犬」の食事中に気をつけたいこと〜
こんにちは!悠さんです!
「あなたが飼っている子犬は、エサをガツガツと激しい勢いで食べますか?」
「エサの準備をしてる時に、興奮してキャンキャン鳴いていますか?」
2つの質問がYESの場合
特に以下の2点をしないように気をつけてください。
食べさせる前に「待て」をさせている
サークル・ハウス内であげている
これをすると、どうなるかというと
あなたの愛犬が食事中もしくは食後に怒るようになります
なぜかというと、
エサの器や、その場所を守ろうとするからです
[ここでいう子犬とは生後6ヶ月以下とします]
エサの準備をしてる段階でキャンキャンと鳴く子犬は、興奮しすぎています
その状態の子犬に、「まて」と我慢させることは危険です。
「エサの前はしっかり指示を聞かせないと、犬が飼い主を下に見るんちゃうの?」
と考えている飼い主さんもいらっしゃると思います。
しかし、これはまったく根拠がありません
犬は普段の生活で、あなたの一貫性のある態度に安心と信頼を寄せるからこそ、指示を聞こうとするのです
エサが欲しくて興奮しまくっているので、早くもらうことしか考えていません。
なので、正直
そのような犬に「まて」は、あまり意味がありませんね
おあずけをすればするほど、早く食べ物を取り込もうとして、よけいにガツガツ食べる癖がつきます。
ガツガツ食べる子犬は、徐々に食べ物に対して執着する傾向にあります。
「誰にもわたさねーぞ」となるわけです
がっついて食べているのをみると、「元気だなぁ」という印象を持つかもしれません。
しかし、焦って食べているとも捉えることができます
よく見られるのが
食べ終わった器を守ろうとしたり、サークル内に誰も近づけないようにしたりして、唸ったりするようになります
犬が唸った結果、良いことが起こると
いよいよ本格的に唸ることが増えてきます
ついには、いつ噛まれてもおかしくない状態になります。
「うちの子、ガツガツ食べるし、エサの準備をするだけでキャンキャン鳴くんですけど、
どうしたらええの」
「これを、防ぐことは意外とシンプルです」
ーステップ1ー
子犬が食事する場所を、人がウロウロしている場所にします。(リビングやキッチンなど)
*このときに子犬の食事を邪魔しないようにしましょう。
小さなお子さんがいる家庭は、子供が食事中の子犬を邪魔しないように、特に注意してください。
なんなら、家族が食事しているときに
子犬のご飯も一緒にあげちゃいましょう
ーステップ2ー
そして、これが1番大事なのですが
子犬が食べている最中に、そばに近づいて一掴みのエサを追加してあげましょう
器に入れるでも良いし、近くにパラパラ落とすでも良いです。
「そんなんする暇なく一瞬で食べてなくなるで」
という方は、先に空の器を置いといて
そこにカップで2.3回にわけて入れていけば大丈夫です
犬の状態で若干調整が必要になります
例えば、
①あなたが側に近づいても
唸ったり、警戒したりする気配がないなら
エサの器を引いて、すぐまた一掴み入れて
再度置いてあげても良いですね
②器(空でも)に手をかけようとした時、唸る状態なら
エサの器は触らずに、近づいてフードを追加してあげるだけにしときましょう。
器の回収は、時間が経ってからで大丈夫です。
唸らなくなってきたら①に変えていきます
③もはや近づくことさえ困難な場合は、一度罰を用いない犬の専門家にアドバイスを求めた方が良いですね
おそらく、付け焼き刃の対処では悪化してしまう危険性があります。
もし現在、あなたの愛犬に対して
「最近、エサを食べてるときに唸るようになってきたなぁ」
と思っているならば、試してみてはいかがでしょうか
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