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執筆者の写真uotani aki

子どもに「犬が欲しい!」と言われたらすべきこと

更新日:2021年11月15日

「ワンちゃん飼いたい!飼って!!」


クリスマスが近づいてくると、子どもが犬を欲しがる家庭があることでしょう。


子どもにせがまれて犬を飼うことを検討したり、実際に飼われた方も多いと思います。

ただ、散歩や餌やりなどの世話に子どもがどのくらい取り組んでくれるのか、心配にもなるはずです。

飼う?飼わない?の選択は、すべて親に委ねられています。

だからこそ、子どもの「飼って飼って!」攻撃に頭を悩ませていることでしょう。



ペットショップの子犬のショーウィンドウの前にいる親子から、このような会話がよく聞こえてきます。


子ども:「ママ〜ワンちゃん欲しい!」


親:「ダメって言ったでしょ」・「そんなお金はないのよ」・「犬を飼ったら友達と遊べなくなっちゃうよ


親は、なんとかして飼わない道を選択したいようですね笑



それもそのはずで、犬を飼うにはお金も時間も必要です。

また「子どもが犬に飽きてしまうのではないか?」と心配する声もよく聞きます。


親心としては、飼育に挑戦したい子どもの気持ちに応えたいと思います。

しかし、ゆくゆくは親が世話するケースが多く冷静に判断することも大切です。


犬の世話をする時間が満足に確保できないの、いっときの感情で飼ってしまうと、

要求吠え・ストレスからの攻撃行動・運動不足からくる様々な問題行動をするようになります。


結果的に、犬だけでなく人も不幸になります




🐾犬を飼うことで良い影響もある




とはいえ、犬を飼うことで人に良い影響を与えることがわかっています。


定期的な散歩は心身が健康になることを手伝います。

適度な運動は免疫力を高め、朝の日光に浴びることでセロトニン神経が活性化し、

清々しい気分となり、意欲がアップし、集中力も高まります。


また、犬の世話をすることで子どもの自己肯定感が高まります。

命の大切さを身をもって学ぶことが出来ます。


【詳しくはこちらの記事を参考にしてください】





🐾犬を飼うのは、子どもが何歳の時が良い?



では、子どもが何歳になった時から、犬を飼うのが良いのでしょうか?


4歳〜6歳までの子どもは、まだ相手の感情を読み取る能力が育っておらず

そのため、犬の顔や表情のみに注目してしまい、尻尾の状態や体全体の様子を読まないことが研究でわかっています。


特に読めないのが、犬が恐怖を感じているかどうかのようです。

恐怖を感じている犬は、いつ子どもを咬んでもおかしくありません。

咬まれた子どもは、犬が苦手になり、お世話も触ることさえもしなくなってしまう可能性があります。これは悲劇です。


なので、犬を飼うなら子どもが6歳を越えてからをおすすめします。


犬の世話(特に子犬)は目が離せないぐらい大変ですので、子供が少しずつ自分のことを出来るようになってからのほうが、親も助かりますし、子供も得るものが多いことでしょう。


ちなみに、子どもが6歳になるまでは、犬を飼う練習として花や野菜を育てさせてみるのも良い方法だと思います。花や野菜も、きちんと育てないと枯れたり腐ったりして死んでしまいますからね。




🐾犬を選ぶのは親の役目


子どもが犬を飼いたいと言っても、どの犬を選ぶかは親が決める必要があります。


子どもは感覚的に犬を選び、見た目の可愛さを重視します。


犬を飼うことが子どものためであっても

やはり、どの犬を選ぶかは家庭のライフスタイルや犬種などを考慮して、親が慎重に決めるべきです。


個人的には、子どもが犬に興味を持ち出したら、保護犬シェルターに一度見学へいくことをおすすめします。ペットショップの可愛い子犬の側面だけでなく、シェルターにいる犬たちを見ることも大切だからです。


そこには人懐こく、大人しい犬だけでなく吠えたり、怯えて人を避ける犬など、さまざまな性格や種類の犬がいます。


そういった犬たちを見たり触ったりすることで「犬はかわいいだけじゃない」ということを

実感してくれることでしょう。



子どもはいつか大人になります。そして親になった時、子どもが同じように「犬を飼いたい」と言うかもしれません。


そんな時に、ペットショップではなくシェルターの犬をまず見に行くことを選択する。

そういう大人に成長してくれれば、不幸な犬を減らすことにも繋がることでしょう。




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他にも多数、犬に関しての記事を投稿していますので、もしよければ他の記事も覗いてみてください。(ひと記事は約3、4分で読み終えるぐらいにしています。)


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