犬を飼うこと・育てること
更新日:2021年10月30日
🐾犬を飼うことは誰でもできるけど、犬を育てるのは誰にでもできることじゃない

日本で犬を飼おうと思ったら、いつでも飼えます。
犬を飼うのに資格や講習も必要ありません。
また、飼ったあとも子犬の社会化やトレーニングスクールに通うことを義務化づけられているわけでもありません。
「イヌってドッグフードをあげて、散歩したら良いんだろ?」
これぐらいの知識しかなくても、ペットショップに行って可愛い子犬を選んで、お金を払えばその日から犬との暮らしが始まります。
明らかに年配の方でも、家族がいれば買うことはできるようですし(その家族に犬アレルギーがの方がいないことを祈るばかりです)最近では、お金がなくてもローンで買えてしまうところもあるようです・・・(汗)
一方で、シェルター出身の犬を飼おうと思ったら、それなりに条件が厳しかったり、講習もあったりします。それだけ犬を育てるのは、環境も大事だし大変ということなのです。
ですが、飼う側からしたら「条件に合っているかいちいち確認されるのがめんどくさいな」と思わせてしまい、シェルター犬を諦めてしまう要因にもなります。
実際に何箇所か保護犬シェルターに足を運んだ事がありますが、何百頭もいる中から1頭だけ選ぶのは「正直無理だな」と思いました。人間は選択肢が多いほど”何も選ばない”という選択をする生き物ですから。
予め施設のホームページに「このような性格で何歳でメスで・・・みたいな犬を探しています」というフォーマットが用意されていて、先にそれを入力して、現地でそれに合った犬を3頭ぐらいに選んでおいてもらう。
そのほうが選びやすいし、おそらく譲渡されやすくなるのではと個人的に勝手に思っています。ーすでにあったらごめんなさいー
話が脱線しましたが
「犬を育てる」ということは、一見誰にでもできそうですが、現在とほんの十数年前とでは
そもそも犬との暮らし方自体が変わってきています。
🐾外飼いから室内飼いへ
