散歩中の問題解決法を実践する前に・・・!
犬の散歩中に起こるこのような悩みを、あなたは抱えていませんか??
他の犬を見ると吠える
猫を見ると追いかける。
通行人に吠える。
車に吠える。
拾い食いをする。
そして
「トレーナーの人に見てもらったけど、全然良くならないなー」
「しつけ本やネット、Youtubeに載ってた方法を試してみたけど良くならない・・」
そんな風に思っていませんか?
もし、なかなか改善しないのであれば、一度こういう事を見直してみると良いでしょう
それは・・・
あなたの視線です
犬の散歩中、どこに視線を向けているか意識したことはありますか?
上記のような問題を改善するためには、トレーニング方法を学ぶことも大事ですが、それよりもっと大事なのは、あなたの視線(意識)をどこに向けるかです。
例えば、
愛犬が拾い食いをなかなかやめてくれないとしたら
もしかしたら、あなたは、犬の方ばかりをみているのではないでしょうか?
拾い食いするから気になって、犬の方ばかりをみてしまうことはわかりますが
そうすると、犬より先に、落ちているものに気づきにくくなります。
結果として、犬がそれを「パク」っと咥えてから
「ああ!何食べてるの!?」と焦って取り出そうとします。
すると、すでに犬の口の中にあるものは、犬の物なので、犬はとられまいとして飲み込んだり唸ったりして抵抗するでしょう。
この繰り返しで、拾い食いはどんどん悪化します。
そうならないためには、あなたの視線を犬ではなくて、犬より2m〜3m先を見るようにすると良いですね。
なぜ2m〜3m先かというと、犬につないでいるリードの長さが、だいたい市販のもので1m弱だからです。
それぐらい先を見ながら歩けば、落ちているものを、あなたの方が先に発見できると思います。
そうすれば、リードを使って拾い食いを回避できるでしょう。
どんなに拾い食いのトレーニング方法を学んでも、毎日ぼーっと散歩してて
愛犬に拾い食いの経験をさせていたら、絶対に改善しませんよw
もう一つ例を出すと
愛犬が、散歩中に他の犬を見ると吠える子だとします。
そういう時は、あなたはしっかり前を向いて歩くことを意識しましょう。
そうすることで、視界が開けますよね。
視線を遠くにやることで、あなたはより早く他犬を見つけやすくなります。
愛犬が吠える前に、他犬との遭遇を回避する事ができれば
結果的に、吠えさす経験をさせないことに繋がるので、吠える行動が悪化するのを防げます。
どんな犬でも、他犬を見た瞬間に吠えるということはなく、必ず”吠える距離”があります。
それは、個体によって全然違いますので
散歩中に他の犬に吠える犬をトレーニングをする際には、その『吠えるか吠えないかの距離の把握』がすごく大切になってきます。
要するに
拾い食いにしろ、他犬に吠えるにしろ、大切なのは
犬よりも先にそれらを見つけることです。
そして、その行動をさせるような状況を回避することです。
そのためには、視線をどこに向けるかを意識する必要があります。
愛犬の可愛いお尻に目を奪われたり、携帯をいじって下ばかり見ていませんか?
それでは、どんなにトレーニング方法を学んでも
あなたの愛犬は良くならないですから、今一度、
「いつも散歩中どこを見てる事が多いかなぁ〜?」と考えてみてはいかがでしょうか?^ ^
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