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『個』として犬を見る

こんにちは。ドッグハウス〜悠〜のゆうさんです。


「犬ってどういう生き物ですか?」


このように質問された時、あなたはどのようにお答えになるでしょうか?


犬という動物は〜・・・


  • 匂い嗅ぐのが好き

  • 走るのが好き

  • 遊ぶのが好き

  • 散歩が好き

  • 撫でられるのが好き

  • なんでもよく食べる

  • 上下関係を作る

  • 群れを大事にする


などなど


犬ってこのような動物であると考えている方が多いと思います。

この考え方は、どれも間違ってはいません。

ですが、これは犬を「動物種」として見た場合になります。


では、犬を「個体」で見た場合はどうでしょうか?

あなたの愛犬は、撫でられるのが好きでしょうか?走るのが好きでしょうか?



たとえ撫でられるのが好きであっても、状況によっては嫌だと感じることもあるかもしれませんよ。寝むたい時とかね。


たとえ走るのが好きでも、ドッグランなど他犬がいる所だと走りたくない、とかもあるでしょう。


散歩に行こうとしても歩かない犬を見て「犬なのに散歩嫌いなの〜?」と誰かに言われたことがあるかもしれません。


ある時は家族を群れとして大事にしたりするかもしれませんが、それは犬自身にしかわかりません。



という訳で、個体で見ると好き・嫌いはシチュエーション次第で変わるものです。

上下関係のある無しは、つまるところ犬自身にしかわかりません。


最近は、犬の生態を取り入れたドッグトレーニングメソッドというのをSNSでよく見かけますが「群れ」や「上下関係」といった考えは、一見説得力があるようで無いのです。

つまり、犬が「群れ」や「上下関係」を意識しているということが証明できないのです。



一方で、自分の愛犬にフォーカスして考えてみると

「うちのワンコはこの食べ物を見せると喜ぶ」

「この散歩コースが気に入ってるっぽい」

「〇〇ちゃんと遊んでると楽しそう」


といったように、かなり具体的にその子の好き・嫌いがわかるかと思います。


そして、ドッグトレーニングをする際には、このような『その子の情報』がとても大事になります。


『犬ってこういう動物』という固定観念よりも

これからは「うちのワンコはこういう子」というのを大事にしていきたいものですね。






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