『個』として犬を見る
- Kaneko Yuki
- 12 分前
- 読了時間: 2分
こんにちは。ドッグハウス〜悠〜のゆうさんです。
「犬ってどういう生き物ですか?」
このように質問された時、あなたはどのようにお答えになるでしょうか?
犬という動物は〜・・・
匂い嗅ぐのが好き
走るのが好き
遊ぶのが好き
散歩が好き
撫でられるのが好き
なんでもよく食べる
上下関係を作る
群れを大事にする
などなど
犬ってこのような動物であると考えている方が多いと思います。
この考え方は、どれも間違ってはいません。
ですが、これは犬を「動物種」として見た場合になります。
では、犬を「個体」で見た場合はどうでしょうか?
あなたの愛犬は、撫でられるのが好きでしょうか?走るのが好きでしょうか?

たとえ撫でられるのが好きであっても、状況によっては嫌だと感じることもあるかもしれませんよ。寝むたい時とかね。
たとえ走るのが好きでも、ドッグランなど他犬がいる所だと走りたくない、とかもあるでしょう。
散歩に行こうとしても歩かない犬を見て「犬なのに散歩嫌いなの〜?」と誰かに言われたことがあるかもしれません。
ある時は家族を群れとして大事にしたりするかもしれませんが、それは犬自身にしかわかりません。
という訳で、個体で見ると好き・嫌いはシチュエーション次第で変わるものです。
上下関係のある無しは、つまるところ犬自身にしかわかりません。
最近は、犬の生態を取り入れたドッグトレーニングメソッドというのをSNSでよく見かけますが「群れ」や「上下関係」といった考えは、一見説得力があるようで無いのです。
つまり、犬が「群れ」や「上下関係」を意識しているということが証明できないのです。
一方で、自分の愛犬にフォーカスして考えてみると
「うちのワンコはこの食べ物を見せると喜ぶ」
「この散歩コースが気に入ってるっぽい」
「〇〇ちゃんと遊んでると楽しそう」
といったように、かなり具体的にその子の好き・嫌いがわかるかと思います。
そして、ドッグトレーニングをする際には、このような『その子の情報』がとても大事になります。
『犬ってこういう動物』という固定観念よりも
これからは「うちのワンコはこういう子」というのを大事にしていきたいものですね。
Comments