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『あえて散歩しない』散歩中に吠える

執筆者の写真: Kaneko YukiKaneko Yuki

こんにちは、悠さんです。


あなたの愛犬は、どのような散歩をしているでしょうか。

あなたの愛犬は、散歩中に見かけた他犬や他人に吠えてしまうことはありませんか?


散歩は毎日行かないといけない、だけど他の犬や人に吠えるのは恥ずかしい、相手にも申し訳ない。


今回は、そんなジレンマを抱えている飼い主さんに向けての話になります。



「犬にとって散歩は必ず必要で、毎日ちゃんと行かないといけないといけないんでしょ?」

そんな固定観念に囚われていないでしょうか?


たしかに、散歩は犬にとってとても大事です。

これは間違いありません。

散歩することによって良い効果もたくさん生まれます。


一方で、外で他犬や他人(その他車など)を見つけるだけで吠えてしまう犬にとっては、

毎日の散歩は逆にその子を緊張させてしまっているとも言えます。

そしてその行動は繰り返されるほどに洗練されていきます。


つまり、より吠えやすくなるというわけです。


散歩は大事、でも外に出て他犬を見ると吠えるが繰り返される、、、

さて、どうしたら良いのか悩む所ですね。


では、散歩中の他犬他人への吠えをなんとかしたいという方に

2つアドバイスをさせていただきます。



1つ目は、『あえて散歩をしない』です

そもそも散歩の目的はなんなのかを一度考え直してみましょう。

だいたいが運動量の確保、排泄、匂い嗅ぎとかではないでしょうか?


であるならば、わざわざ他犬や他人が多い時間や場所を散歩する必要はありません。

普段は家の近所で散歩されていると思いますが、あえてそこでは散歩しない。


まずすることは、愛犬がリラックスできる散歩コースを探してあげてください。


と言うと「そんな場所ないよ」という方が大半ですが必ずあります。

車を使ってでも良いので、エリアを広げて探してみて、週2日ぐらいは、そこでのんびり散歩させてあげてほしいです。


「うちの子は外でしか排泄しないの」という飼い主さんは、なるべく誰もいない時間に排泄だけさせてお家に帰りましょう。


普段の散歩コースで、いつも通りに吠えていては、どんなに優れたドッグトレーナーや方法を学んだとしても意味がありません。



2つ目は、『吠える代わりの行動を教える』

さて、愛犬がのんびり散歩できる場所を見つけられたら


ここでドッグトレーニングの出番です。

犬の吠え行動は本能的なものですので、残念ながら記憶から抹消することはできません。

なので、今まで吠えていたシチュエーションで、今度は吠える以外の行動をしてもらう必要があります。


個人的には、アイコンタクトやハンドターゲットがおすすめですね。

なぜかというと、視線をそらしてもらいやすいからです。


散歩中には、吠える対象物が必ずいるはずですので、それらから視線をそらしてもらいます。視線さえそらせれば、こっちのもの。

吠える行動は現れないはずです。



これらはトレーニングですので、飼い主さんも必ず練習が必要になります。

そしてスポーツと同じで、犬も人も練習すれば必ず上手になります。

自主練に限界を感じたら、ドッグトレーナーというコーチをつけてみても良いかもしれませんね。


あくまで一時的な対処法になりますので、これだけしていれば解決とはいかないものです

ですが、そもそもどうしたら良いのか分からず、結局、毎日同じことを繰り返してどんどん吠えが酷くなるようならば、試してみる価値は十分あります。


お散歩はもちろん大事です。

一方で、過度にストレスが発生するようならば、無理に外へ連れ出しても

犬にとっては悪影響の方が大きいということにもなりかねません。


犬がリラックスして散歩できる場所を見つけることは、なかなか難しいかもしれませんが

散歩中に他犬や他人に吠えてしまう子は、そういう場所があるだけでも改善の一歩につながります。










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