『リードの引っ張りぐせ』が治らない理由は〇〇がないから
愛犬の「散歩中の引っ張り」は、多くの飼い主さんが困っている行動の一つです。
特に、力の強いイヌを飼っている方は、倒されたり肩が凝るなど深刻な問題になることもあるでしょう。
「なんとかしたい!」と思って、散歩で引っ張らせないようにするために、
【散歩中にイヌが前にでたらリードでグイッっと引っ張って不快感を与える】という方法をされている飼い主さんを多く見かけます。
さらに、そのような方法をドッグトレーナーから教わったという方も多くいます。
しかし、そういう方から「いっこうに引っ張りがなおらないんです・・・」
という相談をされることがあります。
これはいったいどうしてなのでしょうか?
結論を先に言うと
リードの引っ張りがなかなか治らない理由は、『合図』がないからです。

飼い主は、リードを引っ張らないようにイヌに教える時に、合図なしでショックを与える方法を取りがちです。
飼い主から一定の距離を以上を離れると、リードでグイッっと引っ張ります。
イヌが、これを回避するためには、ときおりスピードを緩めてショックがこない範囲から出ないように気をつけなければいけません。
しかし、この方法を使って学習させるのは、イヌにとってかなり難しいことをしています。
イヌは常に、ショックがこない範囲を気にしながら歩かなければならず、
さらにその範囲もよく分かりません。
「いつ