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【ドッグラン】飼い主に1600万円賠償の件


こんにちは。

ドッグハウス悠の兼古です^ - ^


すでにご存知の方もいると思いますが

先日、この様な記事を目にしました。

【ドッグランで大型犬に衝突されけが「犬の過信」飼い主に賠償命令】


イメージです
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飼い犬とドッグランに訪れた40代男性。男性の犬を追いかけるゴールデンレトリバーに衝突し足をすくわれケガをする。後遺症が残り、理髪店の運営に支障がでたため、大型犬の飼い主に3500万円の賠償を求めたという内容。


結果として、40代男性にも過失が一部あったので1600万円の賠償命令が大型犬の飼い主に言い渡されたというものです。



これはなかなかにこわい話ですね。


一審の判決だと『飼い主が犬の動静を監視し、事故の回避も不可能だったとして男性の請求を棄却した。』とありますが、

高裁は【「犬が遊びに夢中になり、人にぶつかる危険性を予見できた」と指摘。犬が興奮状態だったのにリードを付けず、「止まれ」などの指示も行わなかったとし、「注意義務を尽くしたと認められない」と結論つけた】となったようです。


本来、犬同士が楽しく遊べるはずのドッグランで起こった痛ましい事故ですね。

そもそもドッグランという構造には、こういった事故はつきものですから、私は全くお勧めしていない立場です。


とはいえ「ある程度自由な所で愛犬が楽しそうに走っている姿を見たい」という感情も分かりますから、ドッグランにいく人を否定するつもりは特にありません。


ただし行くならば、やはりそれなりのリスク管理が必要なのは間違いありません。


こういった事故が起こると「ドッグランは犬のための場所なんだから、犬優先でしょ」という意見を見聞きしますがドッグランといって犬が何をしても良い訳ではなく、犬に善悪を求めるのは間違っています。

なので、飼い主が自分の犬だけでなく相手の犬の行動を見て、どれだけ適切な対応を取れるのかが大事になってきますね。


「自分は犬の知識や経験が豊富で大丈夫」ということであっても、相手の犬の飼い主さんはそうとも限りません。


犬同士に危険が迫っていても、それを笑って見ていたり、おしゃべりに夢中になっていることもあるでしょう。

幸い何も起こらないこともあれば、こういった事故も実際に起こっています。


結局、今回この事故が起こった原因は「お互いの飼い主が双方の犬の行動を予測できなかった」というだけ。「どっちもどっち」というやつです。


それでも大型犬の飼い主には1600万円の賠償は必要になったのですから、こわい話だなと思った訳です。


管理人不在のドッグラン内は、正直いって自己責任の世界だと思っています。

そして、おそらく犬の知識や経験が豊富な人は、わざわざドッグランには行かないようになってくるでしょう。


つまり、ドッグランでの事故は起こるべくして起こる。

皆さんも気を付けましょうね。














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