こんにちは、悠さんです。
「パピー教室って、子犬のためにあるんでしょ?だから子犬を飼ってからじゃないと、行く意味ないんじゃないの?」
いいえ、そんなことは全くありません
パピー教室は、子犬のお勉強する所だと思われていますが(もちろんそれもあるけど)
本当の目的は、飼いはじめの適切な環境づくりと犬の正しい接し方を飼い主が学ぶことにあります。
そして
犬を”飼う前”にパピー教室に行くことの最大のメリットは
『問題行動が起こりにくい環境を、前もって準備しておける』ということです。

犬は、あなたが何も教えなくても、一緒に暮らすうちに
どんどん色々学習していきます。
それは良いこともあなたが困ることもです。
それならば、なるべく良いことを覚えて欲しい。
そう思うのが人というものです。
犬の行動というのは、その個体が置かれた環境によって大きく変わってきます。
例えば、子犬を飼い始めてからの3ヶ月以内に飼い主を困らせる犬の行動は
主に甘噛み、吠え、トイレです。
「しょっちゅう甘噛みされて痛い!」
「キャンキャン吠えてうるさい!」
「トイレシートの上で排泄してくれない!」
子犬相談の80%はこの3つです。
しかし、実は
それら全ては、飼い始めの環境設定や接し方がちゃんとできていれば
ほとんど困ることはなく、また悪化することもありません。
そもそも、その行動そのものが起こらないことだってあります。
行動は一度定着し、日々繰り返されと洗練されていきます。
そして、それは他の行動に変えるのが困難になるということです。
そうならないためには、
犬と暮らし始める前に、どういった環境で飼うのが良いのか?
犬との正しい接し方は?などの知識をあらかじめインプットしておきましょう。
子犬は生まれてからの半年間で、とんでもないスピードで成長をします。
なので、最初が最も肝心なのです。
犬を飼った後、困った行動が見られるようになってから何とかしようとする
ではなく
犬を飼う前に、困った行動がそもそも起こらないようにするにはどうするかを学ぶ。
ということです。
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