「甘噛み」やめさせるべき?
- uotani aki
- 6月19日
- 読了時間: 3分
更新日:6月20日
こんにちは!
ドッグハウス悠のトレーナー兼グルーマーのあきです。
パピー教室や出張トレーニング、お預かり時などに子犬の甘噛みについて相談されることは本当に多いです。
よく
「甘噛みって本気噛みにつながるからやめさせた方が良いって聞きました」
であったり、
「わざと噛ませてそれを叱って、噛むことはいけないとちゃんと本気で教えないといけないって聞きました」「噛んできたらとにかくハウスに入れたらいい」
という具合に、飼い主様から本当にさまざまなお声を頂きます。
みなさん甘噛みについては本当に悩まれていることが伝わってきます。

まず私の考えでは、甘噛みは本気噛みには繋がりません。
基本的に人間側が噛まれないように気をつけていたら、そこまで噛まれることはありません。
噛まれないようにこちらが気をつける、多少の咬みは成長の証と考えましょう。
なぜこんなふうに言い切れるかというと、甘噛みと本気噛みでわんちゃんが噛んでいる理由が違う場合が多いということです。
甘噛みは子犬が大人の犬になるための成長のサインです。
赤ちゃんが色んなものを掴んだり、お口の中に入れて確かめようとしたりするのと一緒です。
そうすることで、様々なものの感覚を確かめようとしています。
これは感覚統合と呼ばれる分野です。
そうすることで色々なものに触れて確かめて納得して成長していきます。
よくわんちゃんが噛んでくると笑ってやめさせようと手を動かしたり、可愛いからと一緒に手で遊んでしまう人がいらっしゃいますが、それが原因で咬む頻度が増えています。
咬んだことによって「飼い主が喜んでいるからもっと咬んで遊んでもらおう!構ってもらおう」なわんちゃんもよくいます🐶
甘噛みを繰り返すわんちゃんに本当にやめてほしいと思うのであればこちらもそれなりの対応が必要です。
甘噛みについては、人側が上手に対応できるとすぐに咬む頻度は減少します。
コツさえ掴めれば、あっという間に犬の咬む行動は改善できます✌️
問題はいつだって犬ではなく、大抵人間側が犬の行動にうまく対応できないことにあります。わんちゃんを飼ったのであれば、わんちゃんの気持ちや行動の理由をしっかり学ぶ必要がありますね。
痛くてやめてほしい、本当に困っている、上手く指導してほしい、ワンちゃんを怒りたくないけど、困った行動はやめてほしいとお思いの飼い主様は是非プロにご相談下さいね😌
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