生後3ヶ月の子イヌがあなたのお家にやってきて、新しい家族が増えました♫
さぁ、何から始めましょうか?
可愛い子イヌは、そこにいるだけであなたや家族を癒してくれることでしょう。
ずっと見ていても飽きないし、その愛くるしい表情で見つめられたら、ついついなんでもしてあげたくなってしまいますね!
さて
子イヌが家に来て、ワクワク気分で将来を楽しみにしていることでしょう。
しかし
忘れてはいけないのは、イヌに私たちと同じ家庭環境で人間のルールや習慣に従って一緒に暮らしてくれるようにお願いすることです。
つまり、イヌとのルールを決め、そのルールにそったトレーニングを行う必要があります。
例えば、散歩から帰ってきたら足を拭いてからでないと家には入れない。
こういうルールを作ったならば、落ち着いて足を拭けるようにトレーニングが必要です。
(イヌにとって足を拭かれることは不自然です)
ルールが厳しければ、当然トレーニングも大変になってくるでしょう。
イヌにしてみれば「厳しいルールを作って、トレーニングはめんどくさい」では、あまりに理不尽。ルールがあることをイヌに教えないで、叱るのも同様です。
(足を拭いてる最中に暴れるイヌを叱ったりしてはいけませんよ)
また、イヌと決めたルールはコロコロ変えてはいけません。
イヌは、習慣(ルーティン)や一貫性を大事します。
■『ペット』から『コンパニオンアニマル』へ
よくしつけられたイヌというのは、最高のパートナーになります。(おそらくあなたの伴侶よりも♫)
ペット(愛玩動物)をコンパニオンアニマル(伴侶動物)と呼ぶようになったのもその表れです。
それこそ、お互いに言葉などいりません。
身振り手振りだけで、お互いが考えていることが分かるようになります。
あなたが疲れて帰宅する前には、必ず玄関でまってくれていることでしょう。
(その時旦那さんは、テレビを見ているかもしれませんね!)
そして、大喜びで出迎えてくれるのである!今日も、明日も、明後日も。
健康のためのウォーキングにも喜んで付き合ってくれます。
落ち込んでいることきはそっと何も言わず寄り添い、一緒に寝る時には
暖かいモフモフを提供してくれる。
イヌが「精神的な支えになってくれている」と実感される方も多いでしょう。
ですが、突然魔法のようにいい子になってくれるわけではありません。
今までの積み重ねが大事になります。
そう「習慣」です!
イヌを愛でるだけのペットではなく、コンパニオンアニマルとして暮らしたいのなら
最初から「良い習慣」を作ることをオススメします。
■子イヌはいずれ大きくなる
今まだ、ぬいぐるみのようにコロコロしている子イヌも、いずれ成長して大きくなります。
当然ながら噛む力やジャンプ力が発達することも覚悟しなければいけないでしょう。
子イヌの頃には、好きなようにさせて、成犬になったら同じことでも叱る。
それは、身勝手ではないでしょうか?
例えば、子イヌの頃には飛びつくことを許しておいて(逆に喜んだりしますね)、成長して力が強くなったからという理由で、飛びつきを叱るなどです。
それなら、最初から「飛びつき禁止」のルールを作っておきましょう!
飛びつきだけでなく、リードの引っ張り・欲求の吠えなども同様です。
はじめのうちは、たいして気にならなくても、徐々に問題になることが多くなるでしょう。
1歳になる頃には、体の成長はほとんど出来上がっています。
(ちなみに精神的には3歳ごろまで成長するといわれています。)
その頃になってルール変更するのはイヌを混乱させます。
なぜなら、イヌのはそのルールに則った習慣ができているからです。
それならば、はじめから成長を見越してルールを決めておく方が良いでしょう。
■ルールを決め、習慣化する
イヌに、私たちと同じ家庭環境で、人間のルールや習慣に従って一緒に暮らしてもらうのは、難しいことではありません。
習慣にしてしまえば良いだけです♫
例えば、先程の「散歩から帰ってきたら足を拭いてからでないと家には入れない」というルールを作ったとします。
それならば、はじめからオヤツを使ったりして優しいトレーニングをしてあげましょう。
毎日繰り返していると、イヌのはその流れを理解してきます。
すると、玄関でまってくれていたり、自ら足を差し出すまでになるのです!
その頃になれば、オヤツやトレーニングも必要なくなり
ごくごく自然な習慣となります。
成犬になってから「最近、家の汚れが気になるからぁ、散歩から帰ってきたら足拭くようにするか!」と気まぐれでルールを変更すると、イヌは混乱します。
(習慣化するにも時間がかかる。)
イヌにとって、足を拭かれることは不自然な行為で、嫌いなイヌも多いです。
しかし、習慣になることで気にしなくなります。
■まとめ
いかがだったでしょうか。
イヌには、私たちと同じ家庭環境で、人間のルールや習慣に従って一緒に暮らしてもらう必要があります。
そのためには、子イヌの時から先にルールは決めておきましょう。
成長して「力がついてきた」「大きくなってきた」からといって、ルールを変えるとイヌは混乱します。
家庭環境や人間社会のルールは、イヌにとって意味不明であり、そもそも関係ありません。
なので、ルールを教えるときは、ご褒美ベースで行いましょう。
ルールを知らないイヌを叱ることはあなたに対して不信感を抱きます。
そのルールがイヌにとって不自然なものであっても、習慣になってしまえば気にしなくなります。
それだけ、イヌは適応能力が高いすばらしい動物です。
あなたの愛犬は、ある日突然、良い子にはなりません。
毎日の良い習慣の積み重ねによって、あなたの伴侶となってくれるでしょう。
そのためには、子イヌの頃から、将来を見据えた良い習慣作りが大切です♫
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