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いまだに、よく聞く’リーダー論’


はい!どうも~!悠さんです(*゚∀゚*)

イヌを飼うときに、”飼主がリーダーorボスになる必要がある”ということを聞いたことはありませんか?

なぜ、そんなことが言われるようになったかというと

それは、イヌの祖先であるオオカミの群れを参考にしているからです

オオカミの社会には、明確な序列があり

「アルファ雄」「パックリーダー」「ボス」が存在しており、その他の個体は、アルファ雄に服従している

だから、イヌも飼主がアルファとなり、このように飼うと良いのだ!

・・・ということを信じて疑わない人がいます(^^;)

オオカミの社会的構造に関する書物は、ほとんどが囲いの中で暮らす囚われたオオカミがモデルになっています

動物行動学者のルドルフ・シュンケルとエリック・ツィーメンは、囲いの中のオオカミの群れにはアルファ雄が頂点に君臨する、上下関係がたしかに存在すると結論づけています。

しかし、複数世代が存在していること、囲いの中の活動には限界があること、狩りも出来ず、その生活は退屈なものであるということで

その社会構造は野生とは大きくかけ離れています

一方の野生のオオカミは、家族単位で少数で群れをつくって行動しています。

オオカミ一家は、おおよそ2世代3世代で構成されています

野生のオオカミの行動を30年間観察した、ギュンター・ブロッホは、

群れの行動は雄のオオカミではなく、雌のオオカミが意思決定を下すこともあると説明しています。

野生で暮らすオオカミ一家は、繁殖、食料の確保、危険の回避など、必要に応じて適切な個体の指示のもとで動くのです

つまり、本来のオオカミの群れには、明確なボスが存在しているわけではないということですね('Д')

あなたの犬が問題をおこすのは、あなたがボスになれていないからではありませんよ

あなたの行動に一貫性がなかったり、突然怒りだしたりするので、頼りないと感じているか、不安になっているだけなのです( 一一)

 

お世話させていただいたワンちゃん達です♪

それでは!また次回(o゚∀゚o)

写真はInstagramにも載せてありますので、そちらもあわせてご覧下さい♪

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